水素爆発は想定外の事態だった…保安院
2011.04.09 04:42|原発事故|
東京電力福島第一原発の1、3号機で発生した水素爆発は、経済産業省原子力安全・保安院が想定していない事態だったことがわかった。
保安院が8日夜、記者会見で明らかにした。
水素ガスは、原子炉内の水位が低下し、核燃料棒が水から露出して高温になると発生する。
しかし、保安院によると、圧力容器を囲む原子炉格納容器には通常、窒素を充満させており、水素と反応して爆発を引き起こす酸素はほとんど存在しない。
実際には、1号機で3月12日、3号機では同14日に、格納容器のさらに外側の原子炉建屋で、水素爆発が起きた。
保安院側は「設計上は格納容器から水素が漏れないようになっている。国の安全審査でも、漏れてしまったらどうするかという設計上の手当てはされていない」と認めた。
(2011年4月8日22時27分 読売新聞)
保安院が8日夜、記者会見で明らかにした。
水素ガスは、原子炉内の水位が低下し、核燃料棒が水から露出して高温になると発生する。
しかし、保安院によると、圧力容器を囲む原子炉格納容器には通常、窒素を充満させており、水素と反応して爆発を引き起こす酸素はほとんど存在しない。
実際には、1号機で3月12日、3号機では同14日に、格納容器のさらに外側の原子炉建屋で、水素爆発が起きた。
保安院側は「設計上は格納容器から水素が漏れないようになっている。国の安全審査でも、漏れてしまったらどうするかという設計上の手当てはされていない」と認めた。
(2011年4月8日22時27分 読売新聞)
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