バルカン半島バス旅行
アドリア海沿岸、バルカン半島を路線バスで旅行する方への情報です。

イタリアからスロベニア、クロアチア、モンテネグロを経由してアルバニアまで路線バスを乗り継いで旅行することができます。
イタリアのトリエステ、ヴェネチア、ドイツのフランクフルト、スイスのチューリヒからクロアチアへ路線バス(国際線ユーロライン)があります。
トリエステのバスターミナルはイタリア国鉄トリエステ駅のすぐ隣の建物(外からはバスが見えない美術館風の建物)
トリエステ空港からのリムジンバスもここのターミナルを発着するのでクロアチア、スロベニア方面への乗換が便利です。
国際線ユーロラインやクロアチアの長距離バスなどでは英語、イタリア語、ドイツ語、クロアチア語、など複数の言語をこなす運転手がほとんどです。
スロヴェニア、クロアチアではイタリア語、ドイツ語、英語も通じますが、モンテネグロの南部やアルバニアでは英語が通じない地域もあります。
スロヴェニアからクロアチアへの入出国の際、バスに国境管理官が乗り込んで一人一人パスポートのチェックといつEUに入国したか質問されます。
質問にはていねいに答えましょう。その際、入出国のスタンプを確認してください。自動車のマークが入っているスタンプがあればOKです。
クロアチアからモンテネグロへの入出国の場合は、バスの運転手が乗客のパスポートを預かり、手続きを代行してくれます。
乗車券はバスターミナルで事前に購入してください。途中のバス停で乗車した場合はバスの車掌または運転手から購入します。荷物を預ける場合は有料です。
1時間から2時間毎にバスターミナルで休憩がありますので、トイレや買い物は運転手に言ってから行きましょう。
長距離のバスに乗車して到着地のホテルの予約がない場合は事前に運転手に相談すると手配してくれることがあります。
国際線のバスに乗車する時はパスポートが必要です。国内線でもSplit,Torogir,Zagreb方面はボスニア領を通過するのでパスポートが必要です。
クロアチアのドブロヴニクからモンテネグロのコトル、ブドバ、バール、ウルチニへ1日1便あります。
モンテネグロの路線バスはブルーラインというミニバスが国内の町をほぼ30分おきに走っています。
モンテネグロのHercegNovi 、Kotor 、Budva, Bar、Ulcinjなどにはバスターミナルがあります。
バスターミナル(現地ではAUTOBOKA STANICA またはBUS STASION)には切符売り場やレストラン、トイレなどがあります。
クロアチアからはDubrovnikのバスターミナルからモンテネグロのHercegNovi へは1日3便、
アルバニアのSkodra からモンテネグロのUlcinj へは1日2便あります。
もっと詳しい情報
Dubrovnik バスターミナル モンテネグロ Ulcinj行き国際線バス 行き先表示板

Dubrovnik 発 国際線時刻表


モンテネグロ HercegNovi バスステーション 南部のBudva,Bar,Ulcinjは右側のバスがほとんどです。
モンテネグロのバス旅行は荷物を置くところがないのでできるだけ荷物を少なくしましょう。
モンテネグロのHercegNoviからKotor,Budva,Bar,Ulcinjへはミニバスが30分毎にあります。


モンテネグロ南部の路線バス

Dubrovnik 空港
イギリスのロンドン、オーストリアのウイーン、ドイツのフランクフルト、イタリアのローマからの直行便があります。

リムジンバス 空港~Dubrovnikバスターミナル 約30分35クーナ(2010年10月現在)


地雷標識(クロアチア語で近寄らないで・・と書いてあります。)

陸路バスで国境を越えて旅行される方やレンタカーで旅行される場合は地雷MAPをご覧ください。
世界遺産のあるDubrovnik,Zadar,Mostar,Srajevo,Kosovoの周辺は特に注意してください。
舗装道路をはずれて歩行することはとても危険です。
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